札幌からは、「みちのくフリーきっぷ(\19600)　６日間有効（札幌市内発着）」を利用し
青森・岩手・秋田の３県の特急乗り放題と言うきっぷである。
大沢温泉は、周りには何もない「湯治」客のための宿と言った木造の建物で、近くを
川が流れており、露天風呂（男女混浴）からは、星や川が見える。露天風呂に入る際の
脱衣所は簡易的で、すだれがある程度。バスタオルや水着を着ての入浴はお断りとの
看板もあり、特に若い女性は勇気が必要である。おばあちゃん方は堂々と入っていた。

長い湯治客は、自分の布団・米・炊飯器・調味料など宅配便で送り生活していた。
お湯は、単純アルカリ性の湯で「ヌルヌル感」がある。温泉は、
露天風呂は「大沢の湯」、内湯は、２４時間OKの「豊沢の湯」、時間制限のある「薬師の湯」、離れにある「南部の湯」の４つがある。


２月３日に訪れた、宮沢賢治巡りと題して、花巻空港そばにある「賢治の生家」を
見学した。小さな家で、今は花巻農業高校の敷地内にある。高校が鍵を管理しているため
日曜・祝祭日は、あらかじめ電話で問い合わせが必要である。
（下の畑にいます。と書かれた黒板がある。）

また、新花巻駅から１kmほどの所にある「宮沢賢治記念館」と言うところには、
「イーハトブ館」、「記念館」、「童話村」があり、童話村はどちらかというと「ぬいぐるみ」で
幻想的なものを、イメージしており「子供向け」と言った感じでした。

２月４日は、一ノ関にほど近い東町にある「猊鼻渓」を訪れ、いかだ下り（￥１５００）を
楽しんだ。まだ雪があるのかと思いしや、ほとんど雪がない渓谷でした。
川の流れがほとんど無い浅瀬をゆっくり船頭さんが漕いで３０分ばかりしたところに
休憩場があり、中国の石林のような石で囲まれた空間でした。

　 ２０分ほど休憩・散策後、また来た水路を戻り９０分の「いかだ下り」を楽しみました。
その後、一ノ関を経由し平泉で下車、あまり時間がなかったので中尊寺を駆け足で
見学後、タクシーにて平泉駅に戻るついでに「毛通寺」を外から見て戻りました。

２月５日は、花巻から一路北上するばかり・・・盛岡から「特急はつかり」、青森で
時間調整のため、駅前通に面する「長内食堂」でホタテ丼（\750）を注文した。
以外とおいしく、ランチも￥６５０と言う安さで豪華な感じだった。
青森駅１５：２０発「快速　海峡９号」で自由席に付いている「のびのびカーペット」で
函館まで。函館から４分の接続で札幌行「特急北斗１９号」にて帰札しました。


２月５日（火）
　　　大沢温泉１０：０２発→（路線バス）→花巻１０：２８着
　　　花巻１０：５１発→（普通）→盛岡１１：３２着
　　　盛岡１１：３９発→（特急はつかり７号）→青森１３：５２着
　　　青森１５：２０発→（快速海峡９号）→函館１８：１３着
　　　函館１８：１７発→（特急北斗１９号）→札幌２１：５０着

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